タスマニア産　レザーウッドハニー

この香りと味わいが特別なのは、採蜜できる場所も植物も、地球上でほぼタスマニアに限られているから。レザーウッドはクレイドルマウンテン国立公園の保護された原生雨林にしか生育せず、樹齢70〜100年を超えてようやく花を咲かせ、十分な蜜が採れるまでさらに長い時間が必要とされる希少な木です。限られた季節、限られた場所でしか採れない蜜だからこそ、他の蜂蜜にはない奥深い香りが生まれます。

さらに、この蜂蜜を手がけるのはタスマニアでもわずか5名しか入れない保護林で採蜜を許された養蜂家の一人、リンズィ・バーク氏。彼はタスマニア養蜂家協会の会長でもあり、品評会で金賞を継続して受賞、2023年には“世界最高のレザーウッドハニー”に贈られるルーベン・チャールズ記念トロフィーを受賞しています。加えて、豪州で信頼性の高い有機認証「OFC（Organic Food Chain）」も取得。実績と認証の両面で、味と品質の裏付けがある蜂蜜です。

リンズィ氏が美味しさにこだわる姿勢も印象的です。通常より長く巣箱を置き、蜂たちが自ら水分を飛ばして含水率17％以下まで“完熟”させた時だけ採蜜するため、濃厚で雑味のない蜜に仕上がる。瓶詰め時も風味が壊れない40℃程度の低温帯で丁寧に扱い、一般的な高温処理による香りの劣化を避けています。こうした手間の積み重ねが、あの豊かな香りと透明感のある甘みにつながっています。

もし「蜂蜜ってどれも同じに感じる」「甘いだけじゃなく、香りも楽しみたい」と思っているなら、まずこのレザーウッドハニーを一度試してみてください。朝のヨーグルトやトースト、夜のハーブティーにひとさじ垂らすだけで、日常の味わいがぐっと立体的になります。希少な森の蜜の香りは、続けるほどに“あなたの定番の甘味”になっていくはずです。

なお、天然の花粉やプロポリス由来の白色・黒色の浮遊物が見られることがありますが、これは自然の成分によるもので品質には問題ありません。また蜂蜜にはボツリヌス菌が存在する可能性があるため、**1歳未満の乳児には与えないでください。**保管は直射日光を避けた常温で大丈夫ですが、結晶化しても湯煎でゆっくり戻せば風味を損なわず楽しめます。