GAについて

GAは芦屋発祥で阪神間に数店舗にあるオーガニック専門食材店
GLOSA ORGANICを運営しています。関西中心の西日本の農家さんや作り手から直接仕入れるオーガニックの野菜や果物、伝統製法や手作りといった無添加のこだわりの食材・調味料・お菓子を販売し、有機野菜や無添加調味料を使いオリジナルで手作りした日替りお弁当やグルテンフリーの焼き菓子などもご用意しています。また、廃校になった小学校や耕作放棄地を活用しての商品開発や有機農作物栽培などを通じて「食で、地方を元気にする」を目指しています。

GAは2006年/夏、代表の福原が在学中に大阪府吹田市で有機野菜の移動販売を始めたのが創業のきっかけです。
在学中に農業で起業したいと考え、売るところから始めて生産した時の売り先を作るという発想で有機野菜の移動販売をすることにしました。
移動販売をするにあたり考えたことは3つ

  • 01

    良いもの
    を売る

  • 02

    楽しめる
    スタイルにする

  • 03

    生産者の方と
    win-winになる

01. 良いものを売る

商売をした事がなく、また公務員家系だった素人ながら、「商売とは物を世の中に広めること」だと認識していました。どうせ広めるのなら良いものを広めたいと考え、野菜で良いものとは「作り方が良くて鮮度の良いもの」だと思っていたのでいい作り方の野菜をその日の朝仕入れてその日に販売すればいい鮮度のものが販売できると考えました。

02. 楽しめるスタイルにする

内装デザインや建築が好きだったので、お買い物くださる方も楽しいだろうと考え「空間」にこだわることにしました。
とはいえ露店なので海外のマルシェ風をイメージし、見た目もそれに合うようにギャルソンエプロンと白Tシャツで販売することに

03. 生産者の方とwin-winになる

自分が農業をやった時の販路としても考えていましたし、お付き合いのある農家さんが持続できる、また持続した状態じゃないと意味がないと考え同じ農家さんから極力買い付け、同じ品目はその人が不足するまで増やすことはしないようにし、最大限買い付けれるようにしていました。

その結果、農薬や化学肥料を使わずに自然農法や有機農法をされている大阪・能勢や京都亀岡の農家さんのところへ毎朝仕入れに行き、仕入れた有機野菜をその日のうちに外で販売するスタイルに。
最初は能勢や亀岡だけでしたが、京丹波や篠山なども回るようになり、朝5時に出て朝10時に戻ってそこから販売の準備をするといった事を2012年末ごろまでやっていましたがその理由は1の良いものをお届けしたいという思いを愚直に実行していたからです。

そこから一貫して、本当に自分が良い物だと感じた「栽培期間中農薬化学肥料不使用の野菜」や「化学調味料合成保存料無添加の食品」をその中からもかなり厳選して、その作り手から最大限買い付けつつ、空間やサービスにこだわりながら販売しています。

吹田市で販売する2006年の福原
吹田市で販売する2006年の福原

店舗の場所は芦屋・苦楽園・岡本・六甲・大阪ルクアイーレ・阪神百貨店梅田本店 の6箇所にて「オーガニック」「有機栽培」「伝統製法」「手作り」「化学調味料合成保存料不使用」「美味しい」といった基準でセレクトした農家さんや作り手から直接買い付けた約700種類の食料品の販売をしています。
また自社での企画商品は厳選した食材を使ったオリジナルのお弁当やお惣菜、スイーツに焼き菓子を作っており、加えて近年では代表福原の地元(兵庫県宍粟市)にて自然農法でジャガイモやさつまいもを生産し、同じく地元のNPO法人と共同で地元のお米を使って地域の人に参画してもらい、廃校になった母校を活用してオリジナル味噌の製造も行っています。
作り手と直接やりとりしているのでGAの売上の大半=作り手の売上となるのでGAの売上つまりはGLOSAの売上を増やして行くことが作り手の売上を増やす事になり、それが作り手の利益を生み、雇用を生み、設備投資や田畑の拡張につながると考えています。

そうした考えから生まれたビジョン「食で地方を元気にする!」の元気にするとは、1.地方で産業を作る事 2.土地を豊かにする(詳しくはこちらの記事で) だと定義しており、それを実現していくには流通量の最大化が必要となる為店舗展開などの事業拡大を行っていっており今後も行っていきます。
店舗運営は地域密着型で行っているのですが、それを行う上で大事にしているのは「いつも来てくださる常連の方々」に喜んでいただく事。
その為の商品選定や商品企画開発、サービス設計を行っていき、その地域の中において一番愛される食品小売店になり、そういった店舗が広がることで目指している「日本一のオーガニックブランド」を作る事ができ、目指している流通量の最大化が実現できると考えています。

将来的に100店舗まで広げたいと考えているのですが、その時の地方への経済効果は120億円/年になると考えています。
その金額の売上を作るには東京ドーム160個分の農地を有機圃場(田畑)にする事が必要となり、その圃場を維持するには地方での1600名以上の雇用を生み出せると考えています。
有機農業が広がる事で地方の農村の維持やその土地の生物多様性の維持など環境保全に貢献していき、「食で地方を元気にする!」というビジョンを実現を目指していきます。